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うつをきっかけに似顔絵師になった男の、みんなを幸せにするための冒険の日々をつづったブログ。 鬱病のことや、イラストのことなど、いろんなことを書くよ。
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池松壮亮が渾身のクズっぷりを見せ、市川由衣はそんなクズな男に身体を捧げるピュアな女性をヌードを披露して演じています。
やっぱりまず思うのはですね、池松壮亮演じる洋という男は、実にうらやましい男なんですよ
だって、「女性の身体に興味があったから」って理由だけで、新聞部の後輩に声をかけ、あまつさえ関係を持ってしまう何て普通の童貞にはできないことですよ。
それをやってのける洋ってのは、やっぱり普通にモテる男なのでしょうね。
私の人生における物理法則を無視したモテっぷりです。
でも、恵美子と関係を持つまでは童貞なんですよ。
「女性の身体に興味があったから」ってのは、童貞カミングアウトなわけですから。
でもかっこいいんです。
喫茶店では、普通に「ブルーマウンテン」とか言ってて!
高校生が!
年代的には、1970年代なんですよね。
原作の出版が1978年なので、そのあたりの時代なのでセリフもなんだか少し文語調な感じです。
あともう少ししたら語尾に「~たまえ」がつきそうな感じです。
でも惜しいんだな。
キャストがどう見ても平成の子たちにしか見えないんだな。
市川由衣なんて絶対平成顔だもんな。
ちょっと1970年代の芸能界を見てみたんです。
山口百恵とかが活躍してた時代です。
他にもあべ静江やら、石川さゆりも70年代のデビューです。
浅田美代子や、ピンクレディーやキャンディーズなんかがいます。
この辺りの人たちって、今よりぽっちゃりなんですよね。
それが市川由衣にはないんです。
スレンダーな体が、昭和じゃない!
あの時代の価値観に照らし合わすと「貧相な」体かもしれません。
でも、映画の中の彼女は、自分のことを好きじゃない男に身体を捧げるかわいそうな女性なので、そのあたりのかわいそうな感じは出ているのかなあ?
それでもやはり山口百恵と三浦友和でこの映画を見てみたいなと思う僕は、また「あなた、何歳?」と年齢を疑われるかもしれません。(1979年生まれです)