映画「フレッシュ・ゴードン」感想(下ネタあり 映画 2018年01月31日 「フレッシュ・ゴードン」という映画を観ました。 1974年に公開されたコメディ映画です。 もともとは「フラッシュ・ゴードン」というスペース・オペラのポルノ・パロディで、「タイタニック」に対する「パイパニック」の位置にある映画なのですが、後悔から40年もたつのに、TSUTAYAにおいてある時点で、その映画的な価値が推しはかれるというものです。 いやあ、映画って奥が深いんだなあ。 突如地球に降り注いだ「S●X光線」によって、人々は理性を忘れ、みだらな行為に没頭してしまう。 世界の頭脳であるゴードン博士の息子のフレッシュ・ゴードンは惑星ポルノにいる、悪の皇帝ワンを倒すために、宇宙に旅立つのであった! 内容はすごくおバカで、ロケットの形も恥ずかしいし、全編でおっぱいは出てくるし、ご都合主義だし、でも憎めない。 むしろ作り手の「面白い映画を作ってやる!」「お客さんを飽きさせないぜ!」「ポルノでも、コメディでも、俺たちは面白い映画を作るんだぜ!」という気概を感じ、「こいつは本気の映画だぜ!」と襟を正しました。 特に特撮が馬鹿にできなくて、ストップ・モーションを使ったモンスターは、形こそ卑猥なものもありますが、ハリーハウゼンを彷彿とさせるしっかりとしたものでした。 それなのにおバカみたいなエロコメディがたくさんなので、余計に面白い! いやあ、やっぱり40年経っても、レンタルとして並んでいる映画は一見お馬鹿でも、残っている理由があるものですね。 PR